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2012年 2月の日記です
■…2012年 2月 4日 (Sat).......
ネ申E.V.H.降臨 キリスト・ギタリスト
最初に書いておくけれど、
人生の中で、音楽の中に、明らかな神の介入というのか、
神の意志、意図、介在を感じた体験が、
一度だけあった。
それは、他でもない、
"Sgt.Peppers Lonely Hearts Club Band"のことだ。
(クスリでぶっとんでいただけ、とも言うが)
とにかくこんなことは滅多にないことなのだ。
人生の中で。
そしてこれが、自分の人生の中で聞く最高のレコードになることはわかってる。
もう既にわかっている。
確定している。
そして、こんなことが人生で二度とないこともわかっている。
こんなことは、生涯に一度きりのことだとわかっている。
今更この歳で。
自分の人生にとって、
最大の、最高の音楽体験がすぐそこまで迫っている。
とりあえず世界中のロックギタリスト、
特にハードロック、ヘヴィメタル系のギタリストは、
全員で頭を下げて、
エディ・ヴァン・ヘイレンに謝った方がいい。
Eddie Van Halenはロックギターの世界に革命を起こした
イノベイターであり、カリスマであるが、
彼がロックの世界にデビューしてから、
もう30年以上もの時がたつのに、
いまだに誰も彼にかなわないなんて。
もちろん、エディ以上に「上手い」ギタリストなんていくらでもいるし、
テクニック的にはEddie Van Halenなんて、とっくに時代遅れのはずだし、
エディ以上に速く正確に弾けるギタリストなんて、
80年代当時から掃いて捨てるほどいたし、
90年代以降だって、大きな革命はなかったものの、
新世代のギタリストたちは、
テクニック、サウンド、すべての面で
進歩を続けてきたはずなのに、
なのに、
結局だれも、結局はだれも、
Eddie Van Halenにはかなわなかったのだから。
誰も、足下にも、及ばなかったのだから。
それがはっきりしてしまった、
この2012年、"A Different Kind of Truth"、
EVHの「再臨」。
テクニックとか、正確性とか、
理論とか、そういったものを全部越えて、
ぐうの音も出ないくらいに、結局は、
「誰もあんなかっこいい音出せねえ!」
そして、
誰もあんなダイナミックでエキサイティングなプレイはできねえ!
彼こそが、ロックンロールの真実だった。
それが、はっきりと思い知らされるくらいに。
*********
「神降臨」
クリスチャンやってる僕がこんなことを、
神降臨、とか、「ネ申」とか、
言うのもなんなんだけれど、
実際にこれは僕にとっては、
まぎれも無く、"2nd coming experience"だ。
僕のロックンロールのキリスト再臨は、
今こうして、ここに来てしまった。
ミュージシャン、ギタリストのはしくれとしての、
自分の述懐を記述しておきたい。
知ってのとおり僕は少しばかり変わった音楽観の持ち主で、
ロックや音楽の歴史についての観点も、
普通と少し違ったり、ずれていたりすると思う。
自分にとってのピラミッドというか大系があるんだ。
常にいつも言っていることだけれど、
僕にとっての人生の中で、
本当に運命的に大切で、本当に大好きな音楽が
3つあって、
それは、
1番目がVan Halen、
2番目が熊谷幸子、
そして3番目が+/-{plus/minus}
そしてその次に、
その3つほど宿命的ではないけれど、
自分が本当にこの人生の中で好きになったバンドたちがある。
それは、音楽的に良いとか、単純に善し悪しの問題ではなくて、
本当に個人的に好きだというもの、
そして縁というかめぐりあわせみたいなもの。
荒井由実
Suede
Jimi Hendrix
Led Zeppelin
Judas Priest
bloodthirsty butchers
John Lennon
Burt Bacharach
Strawberry Machine
などがこのカテゴリに入る。
こうして見ると、十分に普通で伝統的なアーティストが含まれているけれども(笑)
しかし、これらのバンドの音楽だけで、本当に僕は死ぬことができるくらい、それくらい素晴らしいものだ。
その次に、そこまで個人的に感情的な思い入れは、上記のものにくらべれば少ないけれど、
その音楽スタイルや表現に本当に共感し、素晴らしいと評価し、
そしてミュージシャンとして、その音楽スタイルにシンパシーを感じるバンドたちがいる。
Living Colour, Rush, Extreme, Stryper, Demon Hunter, Air Pavilion
などがこれらのカテゴリに入る。
これらの音楽だけで、僕は本当に、いつだって力づけられ、ゴキゲンになることができる。
さらに次に、次というか、上とか下の次元ではないけれど、
世界的に伝統的に評価の高い伝説的なバンドたちで、
やはり僕も本当に大好きだ、と言えるバンドたちがいる。
AC/DC, Queen, The Beatles, Cream
あと何があったっけ。
あとクラシック音楽については割愛する。
また次に、クリスチャンになってからこっち、
特にシンパシー、共感を持って聴いている
クリスチャンロックのバンドたちの中で、
とても良い、気に入っているバンドたちがある。
Starfield, Article One, Revive, RED, Switchfoot, Third Day, Skillet
などがそれにあたる。
なおその中にメタルコアのバンドたちも相当数含まれるが割愛する。
そして、個人的に好きな特定の時代のヒップホップミュージックについても割愛する。
個人的にやっぱり好きで少しは聞きかじっているブルースについても割愛する。
そしてその下あたりに、
やっぱり自分の流派としてどうしてもやっぱり好きな、
ハードロック、ヘヴィメタル、
中でもアメリカンハードロック系の良質なバンドたちとか、
それこそみんな大好きなブリティッシュヘヴィメタルであるとか、
そしてまたジャパメタであるとか、
そういうバンドたちがたくさんある。
このへんはもう、メタラーの人たちには、わざわざ名前を挙げる必要すらない。
そしてやはり世代的にも、いろんな意味でも、
青春というか10代とかそういう時代にかぶった
グランジのバンドたちや、
Brit Popのバンドたちを忘れるわけにはいかない。
そしてその下に、一般的に名作とされていたり、
一般的に偉大なバンドだと言われている有名なバンドたちの、
結構好きで聴いていたり、
昔少年の頃に聴いたり、
単純に勉強のために聴いたり、
そういう音楽が、それこそ、けっこうそれなりにいっぱいいる。
たとえばR.E.M.はけっこう好きだが、
僕にとってU2はそれほど重要なバンドではないし、
Radioheadも正直どうだっていいバンドだ。
そのへんでひろってきたり各所でもらってきた名も知れぬバンドが
意外と名作だったりすることもよくあることだし、
とある恥ずかしいくらい有名な80年代のポップバンドが、
実はとてもお気に入りだったりするし、
それからやっぱり70年代の古い伝説的なロックやブルーズのバンドたちは、
やっぱりとても大好きだし、
いちいち名前を挙げることはしないけれど
いまどきのバンド、アーティストだって、
聴いてみてとても好きになったものだっていくつもあった。
そんな中、
そういう音楽の歴史観というか、
自分なりに築いてきた音楽の大系の中から、
僕は自分の音楽を作り出してきたし、
そしてその音楽史観の頂点にあるのは、
個人的には最初にあげた3つのアーティストだったし、
その下のいくつかのアーティストだったし、
そしてなにをさしおいても、
ナンバーワンはVan Halenだった。
それくらい、僕はEddie Van Halenのギターワークに影響を受けてきたし、
もっと言えば彼のギターワークによって、
僕の人生の価値観は作り上げられてきた。
そんなんだから、
1999年にVan HalenからGary Cheroneが脱退し、
Van Halenが活動を休止して、
21世紀になってから、
少しの再結成ツアーはあったものの、
Van Halenが実質不在の中で、
こうして過ごした10年以上、
最後のアルバムから数えれば、
実に14年、
その歳月が、
いかに長く、つらい
空虚な時間だったか、
わかってもらえるだろうか。
だからこそ、
僕はその間、Van Halenが無いのであれば、
必要なものを自分で作ろうと、
自分の音楽を作ってきたのだし、
そして信じようと信じまいと、
そのピラミッドの頂点にあったのは、
彼らが最後に提示した
Van Halen 3というアルバムだった。
世間的には失敗作という意見も多い問題作であるが、
これが時代的な意味も含め、
少なくとも僕にとっては重要な意味を持っていたのは、
先日の「リリース前レビュー」で書いたとおりだ。
そして、21世紀になって、時が経ち、
もうVan Halenというバンドが(実質的に)居ない今となっては、
もうこれ以上の音楽を、自分の人生で体験することはあるいまい、
自分が生きている中で、
これを越える音楽に出会えることは、おそらくもう無いのだろうと、
半ば寂しく、そう思ってきたのだ。
だからこそ僕は、
そのVan Halenを頂点とする音楽大系の、
その中からさらに最高のものを
自分の人生の中の音として援用し、反映し、
実際に鳴らすべく、
この10年以上がんばってきた。
そして、その中で、
(まさにEddie Van Halenのサウンドに導かれるように)
クリスチャンになったりとか、
自分なりの方向性を少しずつ定めていって、
それなりに、
自分なりには、
その指し示してもらったピラミッドの
音楽大系を、
越えるものを作ってきたつもりだった。
インディペンデントという特殊な立場にて。
それなりに、越えてきたつもりだったのだ。
現実に足りないものはいろいろあるのはさしおいても。
だが、Van Halenは、
戻ってきた。
神様は、僕を置いてきぼりにはしなかった。
13年前に置いてきぼりにされた音楽的孤児である
僕のために、
神様はVan Halenを通じて、
13年後、ちゃんと答えを与えてくれた。
物語の最終章を、ちゃんと見せてくれた。
結末を、答えを、ちゃんと見せてくれた。
だから、これは僕にとっての「答え合わせ」のアルバムだ。
人生の答え合わせ。
ミュージシャン、ギタリストのはしくれとして、
自分がどれだけ、神の意志に近づくことができたか、
その答え合わせの体験なのだ。
要するに、Van Halenは、
ここへきて、
その、ロックの歴史上の
音楽大系のピラミッド、
少なくとも僕の目から見た
音楽大系のピラミッドの、
これまであった頂点から、
さらにはるか高く越える空前絶後の作品を、
今回、提示してきた。
この2012年に。
それが、ロックの歴史上、
どういう意味を持つのかは、
先日書いた「リリース前レビュー」に書いたけれど、
僕にとっては本当にこれは予想外だったのだ。
僕は今、クリスチャンをやっているけれど、
これは、ロックギタリストとしての僕にとっての、
間違いなく、
「再臨」"Second Coming"の体験に他ならない。
ロック史上、もっとも神に近いギタリスト、
テクニックとか、人間がたちうちできるレベルの問題じゃなくて、
神が与えたもうたその才能、
それがE.V.H.
その、完全なる再臨。
もう一度書くけれど、
人生の中で、音楽の中に、明らかな神の介入というのか、
神の意志、意図、介在を感じた体験が、
一度だけあったんだ。
それは、他でもない、
"Sgt.Peppers Lonely Hearts Club Band"のことだ。
(クスリでぶっとんでいただけ、とも言うが)
どうやらこれが、2度目になりそうだ。
それくらい、神が与えた天才Eddie Van Halenは、
やはり、天才であって、
彼が本当の音を、
この地上において本当の仕事をするのは、
まさにこれからなのだ。
僕が自分のささやかなウェブサイトに
何年も前に
「世界はまだ本当のエディ・ヴァン・ヘイレンの音楽を聴いていない」
と書いたこと、
それが、けっこう真実を突いていたことに、
軽く誇らしく思っている。
これから僕がするその体験は、
この"A Different Kind of Truth"と向き合う中で、
神が使わした天才ギタリスト、E.V.H.の再臨と向き合う中で、
この13年間の答え合わせをする、
そういう作業、体験になる。
すっぱり音楽をやめてしまってもいいと思う。
それくらいの勢いだ。
実際、そうだと思う。
これくらい圧倒的な、
皆が30年努力してもまだ足下にも及ばない、
それくらい圧倒的なE.V.H.の才能と、
ロックギタリストとしての「正しさ」を前にすれば、
世界中のギタリストは、
全員謝罪して、音楽をやめてしまってもいいくらいだと
僕は思う。
僕も含めてだ。
はっきりいって、圧倒されている。
まだアルバムを聴いていないにもかかわらず。
自分で音楽を作り出してから、
そして10年以上歩いてきて、
やっとここへきて
今、
圧倒的にかなわないと、
心からそう思う、
そういう体験を、ようやく味わっている。
僕は今日、こう思い、tweetした。
思うに自分に与えられた
なけなしの才能は
神よ、あなたに
E.V.H.に匹敵する音、
越える音を鳴らすためではなく、
むしろあなたを
E.V.H.をより理解するために
与えられたものであったことを。
それくらい、
圧倒的に、まったく誰がどうあがいても
かなわない。
それはつまり、
神が使わした天才E.V.H.
彼こそが主役であり、
彼こそが神の奇跡であり、
つまり主役はいつだって
神様、あなたなのであり、
僕らはただの目撃者に過ぎないことを。
しかし僕はその神の奇跡を
肉の目ではなく、
霊の目でもって
理解するだけの環境と才能を与えられた。
それだけで、
なんと幸福な、
私は祝福された目撃者であったことだろう。
それだけでも
この時代にこの地球に
生まれ落ちた甲斐があったというものだ。
音楽家のはしくれとして。
神は物語の終章を、
答えを、ちゃんと示してくれた。
僕らを置き去りにせず、
僕を置き去りにせず、
おとしまえをつけてくれた。
奇跡の天才E.V.H.を通して。
そしてこの
"A Different Kind Of Truth"
と向き合う中で、
自分がどういう答えを見いだしていくのか。
これからわかっていくだろう。
そして間違いなく、
僕の人生はまた変わる。
自分の人生を変えてくれるような
そんなレコードにまた出会いたいと思っていた。
でももう無理かなと思っていた。
望みはかなった。
余りあるくらいに、超弩級の衝撃を以て。
人生で最大の音楽体験が始まる。
No(845)
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